アルハンブラネックレスにペンダントを合わせるのが好きです。
ニシトキコ
ヴァンクリーフ&アーペルは異なるコレクションの組み合わせであっても、重ねづけをしたときに違和感が少ないと感じています。
どのコレクションも、ヴァンクリーフ&アーペルブランドの共通した世界観を含んだ作品になっているからだと思います。
今回はヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラネックレスと、アルハンブラコレクション以外のペンダントとの重ねづけをご紹介します。
目次
アルハンブラネックレスとアルハンブラブレスレットをつなげて60cmのネックレスに
今回はマザーオブパールのアルハンブラネックレスとアルハンブラブレスレットをつなげて、少し長いネックレスにしました。
つなげた状態が下の写真です。
アルハンブラのモチーフが10個付いたショートネックレスと5個付いたブレスレットをつなげて15個のモチーフのネックレスとして使っています。
10モチーフのショートネックレスが約42cm、5モチーフのブレスレットが約18cmなので、2本をつなげると約60cmのネックレスとなります。
詳しくはこちらで記事にしています▼
>>>アルハンブラのショートネックレスとブレスレットをつなげて15モチーフのネックレスとして使う
ジュルネ ア パリ(Une Journée à Paris)とは
アルハンブラネックレスと一緒に着けたペンダントは、ヴァンクリーフ&アーペルのジュルネ ア パリというコレクションのメルクルディ ア パリのペンダントです。
ニシトキコ
ヴァンクリーフ&アーペル創業の地、「パリの1日」を題材にしたジュルネ ア パリコレクション
ジュルネ ア パリ(Une Journée à Paris)はフランス語で「パリの1日」を意味しており、ヴァンクリーフ&アーペルの創業の場所であるパリをイメージして作成されたコレクションです。
ヴァンクリーフ&アーペルが1906年に最初のブティックをオープンしたのがパリのヴァンドーム広場だったので、ヴァンクリーフ&アーペルにとってブランドの礎となった思い入れの強い土地ということなんでしょうね。
2006年にヴァンクリーフ&アーペルが創立100周年を迎えた際に、パリの街を題材にしたハイジュエリーコレクションを発表しています。
パリの子どもたちや恋人たちを表現したコレクション
ハイジュエリーコレクションとは別に、2009年にはジュルネ ア パリのテーマで一般向けのコレクションが発売されました。
そのジュルネ ア パリコレクションにはかわいい系とクール系(安直な言い方で失礼します・・・)で2種類のシリーズがありました。
- メルクルディ ア パリ ~公園へ駆け出す子どもたちの詩~
- ロマンス ア パリ ~恋人たちのロマンスに捧げる叙情詩~
メルクルディ ア パリは、子どもたちが登場するモチーフでピンクゴールドとサンゴが使われた温かみのある雰囲気のシリーズです。
下の写真が私の持っているメルクルディ ア パリのペンダントです。
ロマンス ア パリはパリのロマンスをテーマにしており、恋人たちが表現されています。ホワイトゴールド地金にターコイズやラピスラズリで作られたかっこよくておしゃれなシリーズです。
ジュルネ ア パリコレクションには、発売当時はリング、ネックレス、ブレスレット、ペンダントや時計と様々なアイテムの展開がありましたが、2018年現在では時計のみが販売されています。
時計にはピンクゴールドとホワイトゴールドがあります。
時計以外はもう販売されていないため、ジュルネ ア パリに他のアイテムがあったことをご存じない方も多いかもしれません。
ジュルネ ア パリ、メルクルディ ア パリのペンダント
私が持っているのは、ジュルネ ア パリコレクションの中のメルクルディ ア パリのペンダントです。
メルクルディ(mercredi)とはフランス語で水曜日という意味で、パリでは水曜日は「子どもたちの日」だそうです。
このコレクションが発売された2009年当時は、パリの子どもたちは毎週水曜日は学校がお休みでした。
2013年からは水曜日も午前中だけ授業があるようですが。
学校がお休みの日に子どもたちが自由に過ごす様子を表現したコレクションということだと思います。
風船にポニーテール女の子がつかまっているモチーフになっています。
素材はピンクゴールドです。
ピンクゴールドの優しい色味が女の子と風船のモチーフの可愛らしい雰囲気を引き立てていますよね。
風船部分には三色のサンゴが使用されています。
現在のヴァンクリーフ&アーペルでは、サンゴを用いた作品はハイジュエリー以外ではあまり見られません。2019年6月に発売されたペルレのロングネックレスが久しぶりのサンゴだったかと思います。
昔はアルハンブラコレクションにもサンゴがありましたけどね。
右上の風船はダイヤモンドで、左上の白い風船はマザーオブパールでできています。
女の子は小さなフィギュアのように作られていて、裏側から見ても立体的な造形になってます。
裏側から見たのが下の写真です。
裏から見ても綺麗なのが好きです。
女の子が風船をつかんだ手を軸にして揺れるのがかわいいです。
私はヴァンクリーフ&アーペルは廃盤になった過去の作品も見るのが好きなので中古市場もチェックしていますが、ジュルネ ア パリは日本国内だとなかなか出てきません。
海外だと中古市場にもジュルネ ア パリコレクションのジュエリーを見つけられることもあります。
アルハンブラネックレスとジュルネアパリペンダントを重ねづけ
アルハンブラネックレスとメルクルディ ア パリペンダントを重ねると上の写真のようになります。
40cm程度のペンダントと重ねづけをするなら、アルハンブラネックレスは15モチーフで約60cmになるこちらの長さが合うのではないかと思います。
この重ねづけは、風船をつかんだ女の子が四つ葉のクローバーに囲まれていてかなりファンタジー感の出る組み合わせではあります。
石や素材の色も白やピンク系で甘い雰囲気になりますし。
ただ、何か物語が始まりそうな組み合わせなのでとても気に入っているんです。
甘く可愛らしい印象の重ねづけなので、黒の洋服に合わせました。
ジュエリーの背景が黒なのでそこまで甘々になりすぎず、日常に溶け込む感じではないでしょうか。
ネックレスとペンダントがどちらもヴァンクリーフ&アーペルの作品なので、異なるコレクションであっても世界観が似ているので組み合わせても合うと思います。
こういうアレンジをするのがとても楽しいです。