この記事では、カルティエのタンクソロとタンクルイカルティエの違いについてご紹介します。
ニシトキコ
コリブリくん
私はタンクソロを持っているんですが、なんとなくタンクルイカルティエと似た雰囲気だなと感じました。そこで、どこがどう違うのか気になって確認してみました。
それでは、タンクソロとタンクルイカルティエの違いについてお伝えします。
カルティエの時計、”タンク”とは
1917年にカルティエのタンクの時計は誕生し、昨年2017年に100周年を迎えました。
タンクには、タンクソロやタンクルイカルティエ、タンクフランセーズ、タンクアメリカンなどさまざまなモデルがあります。
タンクソロとタンクルイカルティエが似ている

タンクソロ
上の写真はタンクソロです。
カルティエの腕時計には、タンクソロと似たデザインでタンクルイカルティエというモデルがあります。

タンクルイカルティエを試着させていただいた時の写真
上の写真はタンクルイカルティエを試着させていただいたときのものです。
どちらも長方形のダイヤルで、似た雰囲気があります。

タンクソロとタンクルイカルティエ
2つ並べるとこんな感じです。
パッと見ると同じに感じる方もいるかもしれません。
ニシトキコ
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タンクソロとタンクルイカルティエの違い
それではタンクソロとタンクルイカルティエの違う点についてご紹介していきます。
ベゼルのふくらみ
タンクソロのベゼル(時計表面のガラスの周りの枠)は平面です。
それに対し、タンクルイカルティエはベゼルがふっくらと丸みを帯びています。
ベゼルの違いがあるため、平面的なタンクソロはシャープな印象に、丸みを帯びたタンクルイカルティエは柔らかい印象になると感じました。
リューズの石
タンクソロのリューズ(時刻合わせをするパーツ)はスピネルという石が付いています。
タンクルイカルティエのリューズにはサファイアが使用されています。
ケースの素材
カルティエのタンクソロといえばスティール製のケースがまずイメージされますが、タンクルイカルティエには2018年8月時点でスティールモデルはありません。
タンクソロにもイエローゴールドとピングゴールドケースのモデルがありますが、タンクソロのケース裏はスティール製です。
タンクルイカルティエは裏もすべてゴールド製のケースになっています。
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価格の違い
タンクソロはスティールモデルの一番小さいサイズ(SMサイズ)が税込み280,800円(2018年9月3日現在)と、カルティエの時計の中では比較的手に取りやすい価格帯です。
タンクルイカルティエはゴールドモデルのみということもあり、価格は100万円以上からとなっています。
タンクソロにもゴールドモデルはありますが、ケースの裏がスティール製などの違いがあるため529,200円(2018年9月3日現在)という価格です。
違いがわかるとちょっと楽しい
違いを見てきましたが、タンクソロとタンクルイカルティエの外見的な一番の違いはベゼルの丸みの有無だと思いました。
タンクソロはシャープな雰囲気で、タンクソロに比べるとタンクルイカルティエは柔らかくしなやかな雰囲気を持っています。
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