ミキモトパール誕生125周年に合わせ、阪急うめだ本店でミキモトの歴史を紹介する特別展があったので見てきました。
ニシトキコ
ミキモト創業者である御木本幸吉が真珠の養殖に成功した1893年から、2018年で125周年を迎えました。
特別展ではミキモトの歴史を象徴するジュエリーや過去の広告などが展示されていました。
今回は、阪急うめだ本店で開催された「ミキモト真珠発明125周年記念エキシビジョン」をご紹介します。
ミキモト真珠発明125周年記念エキシビジョンの概要
開催日程は2018年11月28日(水)から12月10日(月)。
場所は阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリーです。
入場は無料です。
ミキモトジュエリーの展示
特別展は写真撮影がすべてOKだったので撮ってきました。
やっぱり気になったのはキティちゃんのパールネックレスです。
とっても可愛らしいですが、着けこなすのは難しそう。

DREAMS&PEARLS
クラウンからネックレスに形を変えるジュエリーだそうです。どうやってクラウンになるんでしょうか。
アコヤ真珠、白蝶真珠、白蝶真珠(ゴールデン)、黒蝶真珠、メロパール、コンクパール、ダイアモンド、アクアマリン、ガーネット、トルマリン、サファイアで作られています。
贅沢なジュエリーです。

矢車
ミキモトが1937年のパリ万博に出品した「矢車」のレプリカが展示されていました。
直線的、幾何学模様を特徴とするアール・デコのデザインも取り入れられています。

矢車のパーツ

矢車のパーツ
矢車そのものは帯留めですが、十数通りのパーツに分けることができ、ブローチや指輪、髪飾りとして使えます。
多機能ジュエリーとして世界から注目を集めたようです。

マリリン・モンローのミキモトネックレス
マリリン・モンローが野球選手のジョー・ディマジオと新婚旅行で来日したときに贈られたネックレスです。
赤い革のケースも当時のままだそうです。
ミキモトといえばティアラですよね。
広い会場だったので、上記以外にもたくさんのジュエリーがありました。
2018年10月に銀座と大阪のミキモトで一般公開された「ジュ ドゥ リュバン(Jeux de Rubans)‐リボンの戯れ‐」のハイジュエリーも展示されていました。
ミキモトの過去の広告の展示もありました
昔のミキモトの広告の展示もたくさんありました。

婦人画報(1959年2月号)
おしゃれな広告です。

カタログ「真珠」No.58(1937年)
カタログ「真珠」は1908年から1938年にミキモトから刊行されていたそうです。
商品紹介だけではなく、デザイン性の高い誌面だと思いました。
まとめ
阪急うめだ本店で開催された「ミキモト真珠発明125周年記念エキシビジョン」についてお伝えしました。
ミキモトの歴史をたどるような展示で興味深かったです。
特定のテーマに沿った展示ではないのでざっくりとした印象もありましたが、ミキモトについてかいつまんでいろいろと見ることができる特別展でした。