東京都庭園美術館アール・デコ展でヴァンクリーフのジュエリーを見てきました

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東京都庭園美術館で「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」の展示を見てきました。

ニシトキコ

こんにちは、ヴァンクリーフ&アーペルが好きなニシトキコ(@nishi_tokimeku)です。

アール・デコの時代の美術作品が展示されているのですが、何が気になって見に行ったかというと、やはりジュエリーの展示があるからです。

しかもヴァンクリーフ&アーペルやショーメのアール・デコの作品です。

それはぜひ実物を見てみたい!と思い行ってきました。

アール・デコとは、1920年代から30年代にパリを中心に盛んになった装飾様式です。幾何学模様などが特徴的です。非ヨーロッパ圏の文化や美術の影響を受けたモチーフのものが多くあります。

ヴァンクリーフ&アーペルは、現在のブティックの内装などにもアール・デコ様式を取り入れています。

現在もアール・デコを脈々と受け継いでいるということは、ヴァンクリーフ&アーペルにとってアール・デコが重要な要素であるということなんだと思います。

であれば、1920年代当時のヴァンクリーフ&アーペルの作品を直接見る機会を逃してはいけない!ですね。

「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」の概要

東京都庭園美術館アール・デコ展ポスター

「EXOTIC×MODERN アール・デコと異境への眼差し」では、アール・デコ時代のアフリカやアジアを題材とした絵画や彫刻や服、そしてジュエリーなどが約85点展示されています。

開催場所は東京都の白金台にある東京都庭園美術館です。

開催期間は2018年10月6日(土)〜 2019年1月14日(月・祝)です。

展覧会の名前が長いので、記事のタイトルでは「アール・デコ展」と書きました。他の展覧会名と紛らわしくなっていないといいのですが。

展示されていたジュエリーについて

ヴァンクリーフ&アーペルのアール・デコ時代の作品

ヴァンクリーフ「ターバン留めのブローチ」

ヴァンクリーフ&アーペル「ターバン留めのブローチ」ポストカード

上の写真は美術館で購入したポストカードで、実際に展示されていたジュエリーです。

ヴァンクリーフ&アーペルの「ターバン留めのブローチ(1924年)」です。

プラチナ、エメラルド、サファイヤ、ルビー、ダイヤモンドで作られています。

当時はホワイトゴールドではなくプラチナなんですね。ほかの展示品も白い金属はプラチナが使われていました。

そのほかに同じようなエジプトモチーフでブローチとブレスレットが展示されていました。

1922年にエジプトでツタンカーメン王の墓が発見され、パリにエジプトブームが巻き起こり、ヴァンクリーフ&アーペルがブームに乗ってエジプトをモチーフとしたジュエリーを多く製作したようです。

ジュエラーがジュエリーの題材にするほど、一大ブームになったというのがおもしろいです。

ヴァンクリーフ「中国風の卓上時計」

ヴァンクリーフ&アーペル「中国風の卓上時計」ポストカード

上のカードは「中国風の卓上時計(1930年)」です。

ターコイズに中国風の着物を着た人と植物が彫られています。

どのように時間を確認するのかわかりませんでした。裏にはネジ巻きがあったので、時計らしくみえましたが。

アジアをモチーフにした作品がほかにもありました。

「アヒルの卓上時計(1930年)」、「中国の風景のラペルウォッチ(1924年)」、「中国人奇術師の懐中時計(1927年)」が展示されていました。

「中国人奇術師の懐中時計」は、中国人奇術師との題名ではありますが、日本の裃(かみしも)のような着衣を身に着けた人物が描かれていました。

そして「中国人奇術師の懐中時計」はなんと「ブッダ」とも呼ばれたそうです。

当時のフランスからのおおざっぱなアジアの捉え方に、1920年代の時代を感じました。

ショーメの作品

ショーメからは、「シガレット・ケース(1925年)」、「リップスティック(1925年)」、「パウダー・コンパクト(1925年)」、「ペルシア風装飾のシガレット・ケース(1930年)」が展示されていました。

シガレット・ケースは、第一次世界大戦後に新しく加わったアイテムだそうです。

どんな人がショーメのシガレット・ケースを使っていたのでしょうか。

東京都庭園美術館本館は旧朝香宮邸

東京都庭園美術館の本館は、重要文化財の旧朝香邸です。

旧朝香邸正面

東京都庭園美術館本館、旧朝香邸

旧朝香邸は1933年に建てられた宮家のアール・デコ様式の館であり、今回の「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」の展示内容にピッタリの場所です。

展示品はもちろん魅力的ですが、展示してあるお屋敷自体も見ごたえバツグンです。

それぞれの展示室も実際に使われていた部屋なので、壁や家具を鑑賞するのも楽しいです。

東京都庭園美術館庭園

東京都庭園美術館庭園

「庭園美術館」というくらいなので、庭園もきれいです。

私は時間の関係で庭園は回れなかったので、次回行く機会があれば拝見したいです。

おわりに

ジュエリーがメインの展覧会ではありませんが、アール・デコの時代の貴重なジュエリーが見られるいい機会になりました。

アール・デコのファッション、家具、絵画、彫刻など幅広いジャンルの作品が展示されていて、当時の時代の空気に触れられた気がしました。

美術館そのものも鑑賞できるというのもおもしろいので、興味のある方は行ってみてください。