ニシトキコ
そうは言っても正直なところ、私が他人に対して「普段着にどんどんジュエリーを合わせたらいいと思う」と意見を言うのも偉そうな気がしています。
実際にどんなジュエリーでも普段使いされている方からすると、「わざわざ言うほどのことでもないのでは?」とお感じになる内容だと思います。
でもお一人でも、「あ、大切にジュエリーボックスに入れてるお気に入りのあのジュエリーを普段から使っていこうかな。」と思ってくださる方がいたら嬉しいなと考えています。
なぜなら、私の母が20代の頃から持っていたペンダントを大事に仕舞い込んで、数十年後に手に取って「もっと気軽にたくさん使えばよかった…」と後悔している様子を見たからです。
使ってこそ活きるジュエリー
母はドレスアップしたときのためにと、とっておきのお気に入りのペンダントを大切に保管していました。でもそんなにドレスアップする機会もないですし、ほかのフォーマルな場面では別のジュエリーを使っていたようです。
使おうと思っていたけど大事にしすぎてお気に入りのジュエリーを使えてなくて後悔する母を見て、もっと気楽に普段着に合わせて使っていけばよかったのになと感じました。
そして、もしかしたら私の母以外にも大切に持っていて使っていないジュエリーをお持ちの方がいるのではと思いました。
大切に保管することに意味があるならもちろん保管していていいんです。でも、ジュエリーは身に着けてこそ活きてくるし、身に着けることで人生を豊かに楽しくしてくれる存在だと思っています。
私は、20代の頃の母に語りかけるつもりでブログを書いたりInstagramの投稿をしたりしていることがあります。「そのペンダント、もっと普段使いしていいんだよ。今のあなたにとっても似合うよ。」って。
そして過去の母に向ける気持ちで「こんな感じで普段着に合わせてみたらどうかな。」という提案も兼ねていきたいと思っています。
だから「ジュエリーを普段着で」というタイトルでブログを書いています。
ジュエリーで普段着の自分をより魅力的に見せる
ドレスアップしたときにジュエリーはとても似合います。
でもドレスアップのときだけじゃなくて、普段着に合わせてジュエリーをどんどん着けたらいいんだと思うんです。
普段着でもジュエリーは映えるはずですし、むしろ普段着の自分をより魅力的に見せてくれるアイテムになります。
ジュエリーを使う場面を決めるのは自分自身
自分自身でジュエリーを使う場面を限定しすぎる必要はありません。値段が高いジュエリーだからといって、よそ行きのお高い場所に行くときだけしか使っちゃいけないなんてこともありませんよね。
もちろんあまりに場違いなジュエリー使いをしないという最低限のルールを踏まえる必要はありますが、日常生活で普通にお気に入りのジュエリーを使っていったらいいんじゃないかなと思います。
「ハイジュエリーだからドレスアップのときだけ使う」というのではなく、ジーンズやTシャツに合わせたっていいし、ライダースに合わせたっていいんです。
なんだって自由なんです。制限をかけているのは意外と自分なのかもしれません。
普段着にジュエリーを合わせて楽しんでいきましょ
今もし、使う場面がないと思って仕舞い込んでいるお気に入りのジュエリーがあったら、普段着に合わせて楽しんでみてくださいね。
ニシトキコ